ユニバーサルデザイン
今日で就学時検診を3校終えました。
眼科検診自体は、斜視や結膜炎、さかさまつげなどがないかをチェックするためのもの。
むしろ視力検査の方が重要ではと思っていますが、
視力検査は1.0,0.7,0.3が見えるかを簡単に答えるだけのもの。
なかなか細かいところまでは検査しきれないのが現状です。
さて小学校4年の授業では点字の勉強があります。
身の回りにある点字表示や、障害のあるひとにも使いやすいデザインを探していきます。
でもなぜかカラーユニバーサルデザインについては全く触れていない様子。
昨年の色覚検査の復活のために
改めて眼科の中でも色覚異常に対する話題が増え、
先日の学会でも色覚異常についてのセッションが組まれていました。
遺伝性の異常のため、ナイーブな部分があるせいかもしれませんが、
問題になることが多いと思われる小学生のなかでは
勉強する機会がないようです。
せっかく教科書にカラーユニバーサルデザインの認定がされているものもあるのに。
少しでも授業に組み込まれたら良いのにな、と思いました。