1日2時間の外遊びで、近視予防!

近視研究会の続き。

外遊びが近視抑制に良いとのデータは以前からありました。

今年慶應大学からバイオレット光が良いとの発表があり、話題になっています。

もともとは、近視矯正のための眼内レンズを入れた成人で、

術後の近視進行にレンズの種類によって差があったため、

紫外線カット加工の違いから目に入る光の波長が違う事が原因ではないかと、研究が進んだそうです。

外遊びでしか暴露されないバイオレット光に近視抑制の効果があり、

バイオレット光を浴びるために1日2時間の外遊びが有効だとの事。

 

今まで外遊び=近くでものを見る機会が減るかと思っていましたが、

これだけでは近視の急増は説明できないそうです。

研究会でもオーストリアからの発表がありましたが、

むしろ外遊びと近業の近視リスクは相関しており、

長時間外遊びしていると、近業が多くても近視リスクを減らせ、

外遊びが少ないと近業が少なくても近視リスクが増えるそうです。

外遊びの時間には閾値があり、

週10時間の外遊びが優位に近視進行を抑制したとの事。

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シンガポールの外遊び啓発ポスター

 

ゲームやスマホしても良いから、

とにかく外遊びするって事が良いんですね。

 

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