花粉症で口がむずむす?
先週の寒波のあとも、今週はまた雪予報。
まだまだ寒いなかでも、立春はもうすぐ。
春になると花粉症が心配という方も多いと思います。
花粉症のシーズンは2-3月からが多いですが、
早く反応する方は1月からむずむずが始まり、来院されされる方もちらほら。
早めの花粉症の症状が出る方は、ハンノキやシラカンバの花粉症かもしれません。
ハンノキやシラカンバはブナ(どんぐりの木)の仲間で、
スギよりも早く長い期間、1-6月に花粉が飛散するといわれています。
これらの花粉症の人は、バラ科植物(リンゴ、もも、イチゴなど)の食物アレルギーも起こしやすいことがわかってきました。
花粉症の人で、果物や野菜を食べると口がむずむずする症状が出る人は、
花粉症に関連した口腔アレルギー症候群の可能性があります。
アレルギーの原因を特定するには採血での抗体検査が有効です。
当院では花粉症の原因になる吸入抗原から食物アレルギーの原因物質まで、
39種類の抗体を調べられる、view39という血液検査を行っています。