新しい花粉症治療法?

今年のスギ花粉の飛散量は例年より多い予想です。

1月の半ばころから花粉症の症状の方が出てきており、花粉が少なめだった去年よりやや早く始まった印象があります。

立春を過ぎて、春の始まりを花粉症患者さんの増加で感じるこの頃です。

先日オンラインでの治療薬講義の中で、花粉症治療米について初めて知りました。

遺伝子組み換え技術でお米の中に花粉の抗原を作らせることで、毎日お米を食べて抗原を少しずつ摂取し、体の中に花粉に対する抗体を作らせる減感作療法の可能性があるそうです。

花粉症にはなっていないけれどスギ抗体陽性なので、毎年花粉症にならないか不安な私としては、こんなお米があったらよいなと実感。

他のお米と交雑する可能性があるため、栽培地が難しい問題がありそうですが、新しい治療法となったら面白いなと感じました。

花粉症の治療には、かゆくなる前からの発症前治療が大切です。

毎年花粉症を発症する方は、そろそろ治療の開始をお勧めします。

 

 

 

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